「妊娠糖尿病」と診断されるとどうしても食べ物に含まれる糖質量が気になってしまいますよね。
糖質が高い食べ物といわれてすぐに思い浮かぶのが主食であるお米やパン。
特にパンはお米よりも糖質が高いので、パンを避ける食生活を送っている妊婦さんも多いのではないでしょうか。
しかしパン嫌いの方はともかく、食事とパンは切っても切れない関係ですよね。
そういう私もパンが大好きなので、和食中心の食事=パンから遠ざかる食生活を続けるうちストレスを感じるようになりました。
そんな時に出会ったのが高たんぱく・低糖質の「おからパウダー」です。
このページでは
・おからパウダーの3つのおすすめポイント
・おからパウダーで作れる低糖質パンやお菓子
についてまとめました。
糖質が気になってパンが食べれないと悩んでいる方、おからパウダーってどんなものなの?と疑問に思っている方の参考になれば幸いです。
目次
おからパウダーって本当に低糖質なの?
よく使用するキッコーマンの豆乳おからパウダーを例に挙げてみます。
栄養成分表示を見て見ると(100gあたり)糖質 6.8g
これだけの情報からだと多いか少ないのか良く分かりませんよね。
ですが、小麦粉と比べてみると一目瞭然です。
小麦粉の100gあたりの糖質 73.4g
(参照:文部科学省 日本食品標準成分表2015年)
商品によって多少内容は変わりますが、キッコーマンの豆乳おからパウダーの糖質は小麦粉に比べて約1/10。
圧倒的に低糖質ですね!
低糖質だけじゃない!おからパウダーの嬉しい3つの栄養成分
上では低糖質にポイントを置いていましたが、実はおからパウダーには普段の食生活にはもちろん、妊婦さんに嬉しい栄養成分が多く含まれています。
ポイント
・腸内環境にやさしい食物繊維
・「畑の肉」と呼ばれるタンパク質
・日本人に不足しがちなカルシウム
特に食物繊維においては、生おから100gあたりの含有量11.5gに比べ約4倍もの食物繊維が含まれています。
食物繊維は糖質の吸収を穏やかにしてくれる働きもあるので、低糖質な特徴に加え妊娠糖尿病の方に優しい食材ですね。
おからパウダーのおすすめポイント!3つのメリット
食物繊維やタンパク質、カルシウムなど、おからパウダーには多くの嬉しい栄養成分が含まれていると紹介してきました。
しかし、おからパウダーの魅力は豊富な栄養成分だけではありません。
ポイント
1.かさ増し効果で腹持ちがよい
2.長期保存できる
3.長期保存できる
1.かさ増し効果で腹持ちがよい
おからパウダーに水を加えると膨らんで量が増えます。
体内では胃や腸で水分を吸って膨らむので、少ない量でも満腹感を感じやすいと言われています。
食欲をコントロールしなければいけない妊娠さんの救世主になってくれるかもしれません。
2.長期保存できる
生おからの保存期間は約1日程度と短いですが、おからパウダーは約2カ月~6カ月と長期保存が可能です。(商品によって違います。)
頻繁に買いに行く手間も省けて、無駄なく長期的に使用することができます。
3.持ち運びやすい
一般的におからパウダーはチャック付きの袋入りタイプが多いですが、最近ではスティックタイプも増えています。
妊娠中、特に後期は里帰り出産など外泊の機会も多くなるので手軽に持ち運びできるスティックタイプはおすすめです。
小麦粉フリー!レンジで簡単・低糖質おからパン
「おからパン」で検索すればレシピがずらりとヒットするのですが、どのレシピを参考にすればいいか分からない!という方に私が妊娠中に実際に作っていたおからパンを紹介します。
好みもあると思いますが、良かったら参考にされてください。
材料(1~2人分)
・おからパウダー 15g
・ベーキングパウダー 小さじ1
・卵 1個
・無調整豆乳または牛乳 90g
(多めに入れるとしっとり仕上がりになります)
・オリーブオイル 3g
・抹茶パウダー/ココアパウダー適量(無くてもOK)
・ラカントS 5g(約小さじ1)
ポイント
ラカントSは糖質オフの自然派甘味料です。私はラカントSを使っていましたが、他の甘味料を使う場合は分量を調節してくださいね。分量の目安は、砂糖小さじ1=ラカント小さじ1です。
作り方
①材料を全て耐熱容器に入れる
②よくかきまぜる
③ラップをせず、レンジ600wで4分30秒温める
(お使いのレンジによっては様子を見ながら時間調節してください)
④加熱が完了したらレンジから取り出し、1分程度放置して水分を飛ばす
⑤出来上がり!
もちもち食感で食べ応えがありますよ!
半分ほどでお腹いっぱいになっていたので、残りは間食にしていました。
気持ち的にも血糖値的にも経済的にも親切なパンです。
妊娠糖尿病でもパンが食べたい!【まとめ】
妊娠糖尿病と診断されると、どうしても糖質量が気になって食事にストレスを感じてしまうこともあると思います。
ですが実際に妊娠糖尿病を経験して、おからパンを初め制限された中でもおいしく食べられるものも多いんだなと思いました。
私は朝のご飯をの代わりにおからパンを食べていたのですが、血糖値検査がある日の朝に食べても血糖値の基準値を超えることはありませんでした。
もし糖質が気になってパンを敬遠している方がいらっしゃったら試してみてくださいね。
ここまで読んでいただいてありがとうございました!
みなさんが素敵なマタニティーライフを過ごせますように!